クラリオン株式会社(社長:泉 龍彦、以下:クラリオン)が北米、欧州、日本を除くアジア太平洋地域で販売している車載用AVナビゲーション機器 NX509が、iF design award china 2009のコミュニケーション+エンターテイメント部門を受賞しました。
NX509は、2009年7月に欧州で発売され、その後北米と日本を除くアジア太平洋地域で順次発売された7インチ2DINサイズのAV一体型ナビゲーションで、わずか3つのハードキー以外は、画面上をタッチして表示されるソフトキーによってコントロールされます。2GB(欧州4GB)のフラッシュメモリーには、3Dマップ、3Dランドマーク、目的地検索データが収録。また、AV機能ではDVDやCD再生に対応したほか、USBポートを経由したiPodTMのコントロールやUSBメモリ内に保存された音楽ファイルの再生も可能とする製品です。
今年のiF design award chinaでは、NX509のハードとソフトの両面における車室内空間に調和するシンプルで高級感のあるデザイン性、ハードキーを極力減らし、それらのボタンを画面内に取り込んだデザインコンセプトなどが高く評価され、受賞に至りました。
iF design award chinaはiF International Forum Design GmbHが主催し、毎年7月から8月にかけて審査され、8月末に中国の上海で受賞対象製品が発表されるデザインコンペです。今年のコンペでは、デザインの質、プロジェクトに取り組む姿勢、素材の選択、革新性、環境への配慮、機能性、エルゴノミクス、一目で分かる使いやすさ、安全性、ブランド価値およびブランディング、ユニバーサルデザインの観点から、優秀と認められた製品に賞が与えられました。
NX509を含む今年のiF design award china 2009の受賞製品は、10月15日から上海で開催されるiF design award china 2009展示会に出展されます。