クラリオン株式会社（社長：泉 龍彦、以下：クラリオン）の高機能インターネットモバイル端末ClarionMiND™（Mobile Internet Navigation Device）が、北米日産会社が5月から米国で発売した「キューブ」2009年モデルの純正ディーラーオプションとして試験販売されることが決定しました。ClarionMiNDを純正ディーラーオプションとして採用するのは、北米日産会社が初めてです。
なお、試験販売は当初、カリフォルニア州ロサンゼルス地域の一部の日産ディーラーで行われます。
ClarionMiNDは、Intel® Atom™プロセッサの処理能力による高度なナビゲーション機能やエンターテインメント機能を搭載した次世代型モバイル端末です。本格的なインターネット利用環境を実現する車載対応のモバイル端末で、高速インターネット接続、ウェブのフルブラウジング、GPSナビゲーション、デジタルコンテンツの利用や管理などの機能を搭載しています。
ClarionMiNDは今年3月から、新たにPOI検索機能「Local Search from Google Maps™」に対応しました。GPS技術とインターネット接続を組み合わせることで、最新かつ実質無限のPOI情報リソースが利用可能となり、目的地検索機能を大幅に強化しました。この機能ではGoogle Mapsの検索結果をナビゲーションのマップ上に表示し、ワンクリックで経路を表示することができます。
「キューブ」のディーラーオプションとして採用されたClarionMiNDには、インパネデザインに合わせた専用の車載取り付けキットが付属します。また、一部のユーザーインターフェースやスクリーンが特別にデザインされており、新たにBluetooth®による携帯電話のハンズフリー通話にも対応しました。走行中の文字入力操作や表示などは、AAM（米国自動車工業会）に準拠した安全ガイドラインに沿ってカスタマイズされています。
ClarionMiNDユーザーは、最近サービス拡張したClarionMiND専用ポータルサイトMyClarion （http://my.clarion.com）を利用することができます。MyClarionでは、ユーザーが自分の音楽のコレクションにいつでもどこでもアクセスできるMusic Lockerや、通勤等に便利でパーソナライズされた交通情報をNAVTEQのTraffic.com™から無料で提供するMyTrafficなどの新サービスが提供されています。
「キューブ」のディーラーオプション版ClarionMiNDは7月中に試験販売開始予定で、本体価格は799米ドル（取り付け費別）となります。
