クラリオン株式会社（社長：泉 龍彦）は、米国GM（ゼネラルモーターズ）社と上海汽車工業集団の合弁会社である上海GM社（本社：中国上海市）の中国市場向けミニバン車「ファーストランド」へ、DVD AVエンターテイメントシステムの納入を8月より開始しました。クラリオンの上海GM社に対しては、2003年に初めて、中型車のBuick Excelle（ビュイック エクセル）向けに車載用CDプレーヤーを納入しておりますが、今回が初めての映像アイテムの納入となります。当製品の開発は日本が、生産や商流についてはクラリオンの中国における子会社である東莞歌楽東方電子有限公司（広東省東莞市）が担当します。
車室空間という特殊な環境において、操作性向上に関するノウハウを蓄積してきたクラリオンでは、人間と機器の新たな関係を構築するHMI（Human Machine nterface ）の概念をベースに、すべての製品において、人間工学的な視点からユーザビリティを追求しています。
前席のDVDワイド6.5インチAVセンターユニットと後席に設置したリアモニターにより車内の前後でDVDを楽しめるリアエンターテイメントシステムです。
クラリオンでは現在拡大し続ける中国の自動車市場を重要な商圏としてとらえており、今回の製品納入は、上海GM社とのパートナーシップをさらに深める一歩であると同時に、クラリオンが掲げる、中国市場向け製品供給の強化戦略に向けた活動の成果の一つとして重要な一歩であると考えます。
クラリオンでは今後も、上海GMとの取引を拡大していく計画です。
「ファーストランド」向けDVDワイド6.5インチAVセンターユニットの概要は以下の通りです。
