クラリオンと日立が車載情報システム事業における集約購買を開始

クラリオンと日立製作所は、オートモティブシステム事業の強化を図るべく、2005年10月より、ナビゲーションをはじめとしたCIS (車載情報システム/Car Iformation Systems)事業における資材調達に関して、集約購買を開始します。

両社は、車載情報技術・機能の急速な進展や多様化、さらにはナビゲーション市場のグローバルな拡大を背景に、2005年4月、協力関係を強化し、互いにCIS事業の拡大を図ることで包括的に合意をしました。
その後、優位技術の融合、製品競争力の強化に加え、リソースの集中による開発投資の効率化、スピードの加速を図るべく、開発担当者の集結を行うとともに、タスクチームを発足し、具体的な協業内容を検討してきました。

今回、協業の一環として、両社、さらには日立の100%子会社である株式会社ザナヴィ・インフォマティクスにおいて、2005年10月より、CIS事業における部品、材料の集約購買を実施します。
原材料をはじめとした資材費の低減、取引先選定による発注先の集約、および部品の共通化などを推進し、システムの品質向上、コスト競争力強化を図ります。さらに、取引先の新技術、新商品も積極的に採用することで、今後3年間で30%以上の購入価格低減をめざします。また、共同購買に向けた体制づくりにも取り組んでいきます。

今後も、両社は、CIS事業のさらなる強化に向け、販売ルートの相互活用やアフターサービスへの対応などについても検討を行っていきます。

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