先進電動マイクロバスWEB-3にクラリオンバスロケーションASPサービス搭載

 クラリオン株式会社(社長:泉龍彦、以下クラリオン)の「クラリオンバスロケーションASP(*1)サービス」が、早稲田大学などが開発し、埼玉県熊谷市で実証試験運行(期間:11月8日から12月6日まで)を行う先進電動マイクロバスWEB-3(Waseda advanced Electric micro Bus(*2))に搭載されます。

 搭載される「クラリオンバスロケーションASPサービス」は、クラリオンが一元管理する専用のASPサーバーを介し導入バス事業者、バス利用者にさまざまな情報を提供するサービスです。導入バス利用者に対してはPCや携帯電話での車輌位置情報、時刻表情報、運行ダイヤ情報、接近メール配信、簡易路線地図掲示などを行い、バス事業者に対しては運行位置確認(地図上表記)、停留所発着時分・乗降人数実績集計などの運行実績、緊急情報通報などを提供します。他の公共機関に比べ渋滞や天候状況などで影響が受けやすいバスの運行において、利用者サービス、運行管理の両面からバス事業者への導入が進むシステムで、今回の実証試験運行期間中WEB-3利用者への運行情報提供を行うことで利便性の向上を図るとともに、運行データや利用者データ等の収集・分析機能を担います。

運行ルート

  • 熊谷市役所~ニットーモール前~熊谷駅東口~星川・お祭り広場~サティ前~八木橋前~熊谷市役所/運賃:無料

運行時間

  • 午前9時30分頃から午後7時頃まで、一時間に一循環予定。定員25名。

URLアドレス
(PCからのアクセス)

URLアドレス
(携帯電話からのアクセス)

クラリオンバスロケーションASPサービス システム概略

ASPサービス システム概略

クラリオンバスロケーションASPサービス搭載機器

クラリオンは、バス機器分野でのトップシェアメーカーです。今回搭載されるASPサービスは、多くのバスに既載されるクラリオン製音声合成システムとの連動性が高く、低コストでの導入が可能で好評を得るシステムです。

ASPサービス搭載機器

*1 ASP(Application Service Provider):ASPは、アプリケーションサービスプロバイダ(Application Service Provider)の略称です。ASPサービスは、ソフトウェアを個々にユーザーが所有するのではなく、専門のASP業者が提供するサービスを利用するものです。一般にはインターネットを介して、ソフトウェアを貸与するサービス業のことです。例えば、ユーザー企業が、業務用のアプリケーションソフトを必要な時だけオンライン上で使用し、その使用した期間分の代金をASP業者に支払うという方式です。これによりユーザーは、ソフトウェアの導入や運用にかかるコストを大きく低減できます。

*2 WEB-3:早稲田大学(理工学術院・大聖泰弘教授、紙屋雄史教授)、昭和飛行機工業株式会社、財団法人本庄国際リサーチパーク研究推進機構などが、電気自動車の実用化に向け技術ハードルとなっている“大きく・重たく・高コスト”なバッテリの搭載量を最小限とし、バスターミナルに戻って来るたびに毎回急速充電を行なうという“短距離走行・高頻度充電”をコンセプトに開発した電動バスです。運転席からのボタン操作で充電を可能とする独自のノンプラグイン方式の“非接触充電装置”を開発・導入し、充電効率は、世界最高の92%を達成しています(2006年時点)。

画面表示例

1.PC-バス接近情報

PC-バス接近情報

2.PC-バス接近情報

PC-バス接近情報

3.携帯電話-バス接近情報

携帯電話-バス接近情報

* サンプル画像は、今回のルートのものでは有りません。

お客様お問い合わせ先

クラリオン株式会社 お客様相談室

フリーダイヤル 0120-112-140(土、日、祝日除く)

クラリオンホームページ http://www.clarion.com

本件に関する報道機関お問い合わせ先

クラリオン株式会社 広報室 担当:野波、吉田

〒330-0081 埼玉県さいたま市中央区新都心7-2

電話048-601-3703(直通)

ページの先頭に戻る


Copyright © Clarion All Rights Reserved.