クラリオンのAV-Naviシステム「NX609」「NX309」が人間工学会グッドプラクティス事例に認定

色の識別感度が低下した高齢者や色弱者にとっても見やすい形状や配色の画面パターンが評価理由

NX609 & NX309

クラリオン株式会社(社長:泉 龍彦、以下:クラリオン)の7インチワイドモニター一体型2DIN AV-Navi システムの国内モデルNX609/NX309が、このたび人間工学会グッドプラクティス事例に認定されました。人間工学会グッドプラクティスは、人間工学的に設計された良好製品について、日本人間工学会(*)広報委員会が人間工学の応用分野について広く社会に情報提供し、人間工学の社会への普及、浸透および実践応用の促進をねらいとして公開するものです。NX609/NX309は、Ergonomic DESIGN部門(製品設計・商品開発に関する事例)で「人に優しい製品」として評価されました。

NX609/NX309は、2009年6月に発売したAV一体型メモリータイプのカーナビゲーションです。検索メニュー画面に表示させるボタンのカスタマイズ機能や3種類の画面デザインの中からユーザーの好みに応じたイメージが設定可能なバラエティスクリーン機能など「より多くのユーザーにとって使いやすく、使いこむ程に親しみのわく、最良のパートナー」をコンセプトとした製品です。製品化にあたり人間工学的な配慮として、選択可能な3パターンのバラエティスクリーンのひとつに、色の識別感度が低下した高齢者や色弱者にとっても見やすく、意図した情報がきちんと伝わるような形状や配色の画面パターンの検討を行いました。主な配慮視点は、「表示されるボタン形状の統一」、「ボタンと背景色およびボタン内の文字色のコントラストの強化」、「ボタン周囲への縁取り」、「操作状態の差異を明確に見分けることができるボタン配色」などです。なお、NX609/NX309は、人間工学グッドプラクティス事例として人間工学グッドプラクティスデータベースに掲載されています。

*日本人間工学会は、人間工学に関する諸研究およびそれに関連する事業を促進することを目的とし、1964年に創立されました。現在の会員数は、2,000名を超しています。同学会にはさまざまな分野の研究者や、実社会で人間工学を実践している会員が参加しており、学際的な幅広い活動を行っています。

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