「地域の当たり前を守る」エッセンシャルワーカーとしての誇り。監視ではなく“守る”ための車両管理システム。

株式会社ヒロセ様
- 業種
- サービス業
- 事業内容
- 一般・産業廃棄物収集運搬、一般廃棄物処理、特別管理産業廃棄物収集運搬、下水道管路維持管理、建築物等貯水槽清掃、浄化槽保守点検・清掃、等
- 地域
- 滋賀県日野町、甲賀市、湖南市、東近江市
滋賀県蒲生郡日野町を拠点に、一般廃棄物・産業廃棄物の収集運搬から環境施設管理まで幅広く手がける株式会社ヒロセ様。
地域密着型の街の美化を守る同社は、日々現場を駆け巡っています。
同社がいかにしてクラリオンの車両管理システムを取り入れ、安全への意識を変えたのか。
株式会社ヒロセ 代表取締役社長 廣瀬 晋也様と総務部 椋木 啓仁様の想いと共に伺いました。
(左)代表取締役社長 廣瀬 晋也様 (右)総務部 椋木 啓仁様
「肝心の映像が残っていない…」事故現場で感じた無力感と、パッカー車特有の悩み
以前、当社の車両と一般車両との間で衝突事故が発生した時のことです。警察から「ドライブレコーダーの映像を提出してほしい」と言われたのですが、当時はデジタルタコグラフ一体型のカメラを使っており、大きな衝撃で電源供給が途切れてしまい、肝心の「ぶつかった瞬間」の映像が残っていませんでした。
これでは状況が不鮮明で、ドライバーを守ることもできません。「衝撃時でも確実に電源がバックアップされる、専門メーカーのドライブレコーダーが必要」と痛感しました。
また、パッカー車(ゴミ収集車)特有の課題もありました。収集ルートには非常に狭い道が多く、目視で確認していても、後退時に電柱などへ接触してしまう事故が時折発生していました。
さらに、故障の際にドライバーが現在地を正確に伝えられず、近くの看板の文字を教えてもらうなど、車両位置の把握に時間がかかっていたのも大きな悩みでした。

きっかけは「新人教育」。一石三鳥の解決策
実は、最初からドライブレコーダーがメインではありませんでした。当時、新人ドライバーが複雑な収集コースをなかなか覚えられないという課題があり、ベテランが付き添わなくてもサポートできるシステムを探していました。
その過程で出会ったのが、クラリオンの車両管理サービス「SAFE-DR」でした。「事務所から全車両の現在地がリアルタイムでわかる」、「現場に行かなくても映像をすぐに確認できる」という機能があることを知りました。
事故時の証拠、動態管理、そして新人教育。私たちが抱えていた複雑な課題を一気に解決できることが導入の決め手になりました。

「監視されるのは嫌だ」という現場の声に、誠実に向き合った理由
導入にあたって、ドライバーからの懸念は予想していました。やはり「常に監視されているようで嫌だ」という声は挙がりました。
そこで、各部署に「これはドライバーを監視するためではなく、万が一の時にドライバーを守り、迅速にサポートするためのもの」と、根気強く伝え続けました。
さらに、現場の心情を汲み取り、当初予定していたカメラ構成も変更しました。本当は事故防止のために車両左後方も映したかったのですが、どうしても運転席の様子が映り込んでしまうので、ドライバーがそれを嫌がっているのに無理強いしてしまうと、モチベーションを下げてしまいますので、「室内や運転席が映るカメラは設置せず、前方のみ映るようにする」と、お互いが納得できる範囲を模索して導入を進めました。
監視ではないという姿勢を形で見せることで、現場の理解を得ることができました。

導入して驚いたのは、安全運転が「当たり前」になったドライバーの意識変化
導入後の効果は期待以上でした。まず、現場把握がスムーズになりました。故障時でも、管理画面のマップを見れば即座に場所が特定でき、保険会社やレッカー車の手配がスピーディーに行えるようになりました。
そして何より驚いたのが、「急発進、急ブレーキ」が統計上でほぼゼロになったことです。
今は元警察官の顧問を招き、SAFE-DRから確認できる客観的な運転情報データを活用して、安全運転の個別指導を行っています。
データが可視化されたことで、ドライバー自身の意識が「丁寧な運転」へと自然に変わっていきました。作業時間は限られていますが、その中でいかに負荷をかけずに安全に周れるか。ドライバーはプロとして高い意識を持ってくれています。
クラリオンの車両管理システム「SAFE-DR」の画面例。*画像はサンプルです。
インタビューを通じて:エッセンシャルワーカーとしての責任と、信頼を紡ぐ技術
株式会社ヒロセ様が安全に徹底してこだわる背景には、「地域に必要不可欠なエッセンシャルワーカー」としての強い自負があります。
廃棄物収集という仕事は、一日でも止まれば街の衛生環境を損なう、社会のライフラインそのものです。同社社員の方々は自分たちの仕事を、地域の健康と環境を守る誇り高い使命だと捉えています。
「地域の方々に安心して仕事を任せていただけること。それが私たちの使命です」という頼もしいお言葉から、クラリオンの車両管理システム「SAFE-DR」を単なる管理ツールとしてではなく、社員を守り、地域の信頼に応えるために活用されている姿が印象的でした。
クラリオンは引き続き、同社の熱い想いを支えられるようサポートしてまいります。
雪が降り凍えるような寒さの中、快く取材に応じていただいた廣瀬様、椋木様、誠にありがとうございました。
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