クラリオングループは、国際規格であるISO14001の規格に従って、環境マネジメントシステムの構築を進め、環境保全活動を推進しています。
2000年4月に国内の事業所を一括する形で、ISO14001の認証を取得しており、2008年10月には3年ごとに実施される第3回目の更新審査を受審し、環境マネジメントシステムが適切に維持されていることが認められています。
クラリオングループでは、環境マネジメントシステムを構築すると共に、グループ一体となった環境推進体制も整備しており、環境委員会や全社機能を横断する4つの専門部会を設け、これらの組織が中心となり活動を推進しています。
クラリオンマニュファクチャリングアンドサービスは、グループ生産拠点の環境フラッグシップ工場(エコファクトリー部会)としての役割を担っており、ゼロエミッション活動により廃棄物総排出量の抑制を推進しています。
※ゼロエミッション活動
従来の3R(リデュース・リユース・リサイクル)にリフューズ・リターンを加えた5Rを推進し、廃棄物の総排出量を削減する活動。
活動定義 | 廃棄物のリサイクル等 ( 99% ) を行ない、最終処分が1%未満となった状態 |
---|---|
対象物質 | “ 廃棄物分別基準 ” 及び “ 処理手順 ” で定める64種類 |
対象範囲 | 本社工場内 |
活動成果 | 2010年度のリサイクル率 : 99.9% ・・・ 2004年度より同水準を維持継続中 |
クラリオングループには、正しいゴミの分別ができるプロ「廃棄物コンダクター」がおり、今まで何に分別して良いか分からず無造作に捨てられていたゴミを正しく指導しています。その結果、廃棄物の削減効果はもちろんのこと、有価物収入は拡大し、産業廃棄物の処理費用も削減され、経費削減にも繋がっています。
※当社では、現在7名の廃棄物コンダクターを有しています。