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Full Digital Sound ショップ訪問③ カーオーディオクラブ編

Full Digital Soundの数ある特長のひとつに、輸入車などの取り外しが難しい純正オーディオシステムにも対応・接続が可能な汎用性の高さがあります。今回はそんなインストール事例をご紹介するために、カーオーディオジャーナリスト石田功氏が、大阪のカーオーディオプロショップ「カーオーディオクラブ」を訪ねました。

純正システムのまま、音質向上出来る Full Digital Sound に決めました

村上誠一さん・聖子(まさこ)さん夫妻は10年以上にわたって、カーオーディオ・プロショップ、「カーオーディオクラブ」(大阪府高槻市)のお客さま。今回、奥様の聖子さんのクルマを新車に入れ替えるのに際し、クラリオンFull Digital Soundシステムを導入した。はたしてその音は?

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「カーオーディオクラブの代表、高橋さんとの付き合いは、もう15年以上ですかね」というのは泉佐野市にお住いの村上誠一さん。以前、インストールをお願いしていたお店が閉店し、近所に代わりのお店が無いか探していたところ、ちょうど貝塚市・二色の浜に、高橋さんがカーオーディオクラブを設立する前に働いていたお店が見つかった。その後、高橋さんが高槻市にカーオーディオクラブを設立してからも近くのお店には目もくれず、約1時間かけてお店に通っている。高橋さんへの信頼は高いのだ。


その間、誠一さん、聖子さんともに3台ずつのオーディオ・インストールを高橋さんにお願いしていて、今回のグランドチェロキーは聖子さんの4台目のクルマ。といっても、オーディオに関しては全面的に誠一さんにお任せしているそうで、クラリオンのフルデジタルサウンドをチョイスしたのも誠一さんだ。その理由を問うと、


「純正システムを外すのが難しいクルマなので、純正システムを残したままで音を良くできるものはないか調べていました。そうしたら、このフルデジタルサウンドがあることを知りまして。音はまったく聴いたことが無かったのですが、高橋さんに『これはどう?』と相談したら『いいんじゃないですか』との答えだったので、フルデジタルサウンドに決めました。」 (誠一さん)


グランドチェロキーに搭載したのは、サウンドプロセッサー+ツィーター+コマンダーのZ3(125,000円/税別)と17cmフルデジタルスピーカーのZ7(87,000円/税別 2本/1セット)、25cmフルデジタルサブウーファーのZ25W(73,000円/税別)と、フルデジタルサウンドの全アイテム。Z3のコマンダーは、センターコンソールの小物入れの中に組み込んでいて、カバーを閉じれば純正そのままの見た目。ドアミラー裏のパネルに埋め込んだツィーターはシンプルで美しい仕上がりで、ドアスピーカーは純正グリルそのままのインナー仕様だ。

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そして特筆すべきは、サブウーファーのインストールだ。ラゲッジルームのフロアのパネルをめくるとスペアタイヤがあり、その真ん中にすっぽりと収まっているのだ。しかも二つの把手を持って真上に引き上げるとサブウーファーはエンクロージャーごと持ち上がり、カプラーによって配線もワンタッチで外せる。いざという時にスペアタイヤが必要になっても、問題なく使える造りが素晴らしい。


このアイディアは誠一さん。

「旅行に出かけた時、シートの背もたれをすべて倒して仮眠することもあるので、ラゲッジルームの上にサブウーファーの箱を置くのは嫌だったんです。どこかサブウーファーの場所が無いかと考えたとき、タイヤの真ん中のスペースがあったので、高橋さんに相談しました」 (誠一さん)


その相談を受けた高橋さんも

「ちょっとエンクロージャーの容量が足りなかったのですが、お客さまの要望に応えるのがプロショップ。がんばりました。」

多少無理があってもお客さまの要望を聞き入れ、お客さまの想像以上の結果を出す。これが、信頼の高さにつながっているのだろう。

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さて音。ポータブルプレーヤーでもiPhoneでもハイレゾ音源を聴ける仕様になっていたので、手持ちのiPhoneでハイレゾを聴いたが、緻密さとなめらかさが共存するハイレゾらしい音で音楽を楽しむことができた。フルデジタルサウンドのポテンシャルをフルに引き出していると言っていいだろう。誠一さんも、

「ぼやけた低音がなく、音が引き締まっているのがいいですね。」

と、満足の様子だ。


また、フルデジタルサウンドには、こんな恩恵も。 「このクルマに一緒に乗っていて、大きな音量で音楽を聴いていると、ヨメが勝手にボリュームを下げてしまうんです(笑)。でも、小さいボリュームでも、わりと細かい音もしっかり聴こえるんですよね。」 (誠一さん)


ご自身はVWシロッコに乗り、他社のハイエンド・ヘッドユニットや超高級スピーカーを組み込んでいる誠一さん。そのシステムでも、音量を下げると情報量が落ちるのが気になるそうだが、音量を下げても情報をきっちりと再生するのが、フルデジタルサウンドの持ち味なのだ。 

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「納車後、すぐにカーオーディオクラブに持って行ったので、純正システムの音はまったく聴いていない(笑)」という誠一さんと聖子さんだが、

「ソースの切り替えがまだ不慣れなので手間取ることがありますが、音は気に入っています。コストパフォーマンスはものすごくいいですね。」 (誠一さん)

と、大満足の様子だ。 

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カーオーディオクラブ

〒569-0854 大阪府高槻市西町16-1 TEL:072-697-4711

営業時間:10:00~20:00

定休日:毎週水曜日

http://caraudioclub.net/

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石田 功

カーオーディオジャーナリスト

音響の勉強をしていた学生時代は、友人のインディーズバンドのレコーディングの手伝いなどをしていたが、その後、雑誌媒体主体の編集プロダクションに勤務。音楽好きとクルマ好きが高じて、音楽雑誌、自動車雑誌、カーオーディオメーカーのカタログ、マニュアル等の編集や製作に携わる。 90年代初頭には、編集プロダクションを辞め、フリーランスライターに。以後、自動車雑誌、カーオーディオ専門誌にカーオーディオとカーナビを中心とした記事を書き続ける。 現在、おもな執筆誌は、自動車雑誌が、CAR and DRIVERなど。カーオーディオ専門誌はオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。Web媒体はWebCGなど。 ミュージックペンクラブ会員
全国各地のカーオーディオプロショップ等で試聴イベントを随時開催しています。フルデジタルサウンドの世界をぜひお近くの会場で体感してください。
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