Clarion Full Digital Sound セミナー&デモカー試聴会 in サウンドステーション・クァンタム（後編）

「今、マイカーには他社のハイエンド・システムを組み込んでいるんですが、デジタル信号を一度もアナログに変換せずにスピーカーを駆動するのはある意味、理想だと思い、その方式に興味を持って試聴しにきました。試聴する前は『音が弱々しいんじゃないか』というイメージを持っていたんですが、聴いてみると弱々しさはまったくないですね。しかも音の立ち上がり速い。それにノイズの少なさ。無音のところから、音がフッと出てくる感じがすばらしいですね。この辺が、フルデジタルの良いところなのかなぁという印象です。最近は音源をハイレゾで買うことが多いんですが、今のマイカーのシステムではハイレゾ音源を再生できないんです。でも、フルデジタルサウンドならハイレゾも聴ける。そこも魅力ですね」

「他社の製品ですが、今、マイカーにはそこそこのオーディオ・システムを組んでいます。だから『それくらいの音が出てればいいな』くらいの感覚で試聴したんですが、音は想像以上。すごく良かったです。とくに音の立ち上がりですね。バランスも、このデモカーの方がいい印象です。しかもアンプが要らないというのも驚きです。電力をそんなに使わないのに、これほど力強い音で鳴るのも想像以上。もし、今のオーディオ・システムを組み込むときにフルデジタルサウンドがあったら、こっちにしていたと思います（笑）」

「マイカーにはすでに他社のハイエンド・システムが載っているんですが、フルデジタルに興味があって試聴しにきました。ジャズが好きでよく聴くんですが、ドラムのアタック感がリアルなのがすばらしいと思いました。またトランペットなど、ホーンの音の立ち上がりも思っていた以上。今、マイカーに乗っているシステムよりもだいぶ安い金額で、このクオリティの音が楽しめるのは魅力的ですね。これで、ケーブルを入れ替えられたり、スピーカーをいろんなバリエーションの中から選べたりしたら、もっとうれしいんですが。マイカーはすでに完成しているので、入れ替えは考えていませんが、妻のクルマに載せる手はありかな、と思います」

「まだオーディオをグレードアップしたことは無く、スピーカーを入れ替えたりしたいんですが、なにがいいんだかわからないので、友人に誘われて試聴しにきました。でっかい音で音楽を聴くのが好きなんですが、このクルマは音を大きくしても歪まないし、クリアで綺麗な音なのでびっくりしました。低音も迫力があっていいですね。人の意見よりも、自分で『いいな』と思ったものを選ぶタチなんですが、このクラリオン・フルデジタルサウンドは『いいな』と思いました」

「すでに他社のハイエンド・システムを組んでいるんですが、フルデジタルサウンドという方式に興味があり聴きにきました。値段が、いまマイカーに組み込んでいるシステムよりもだいぶ安いので、音もそれなりだろうというイメージだったんですが、実際に聴いてみるといいですね。まずレスポンスがいい。音の立ち上がりの速さは魅力です。それにS/Nがいい。デジタルらしい透明感で視界がパーっと開けている感じの音です。費用対効果はものすごく良いと思います。これからカーオーディオのグレードアップをしてみようという人にはぴったりじゃないんでしょうか。これでフロント3ウェイにできたりすると、もっといいんですけどね」

サウンドステーション・クァンタム

〒302-0128 茨城県守谷市けやき台3-12-7　TEL：0297-45-0099

営業時間：10:00～20:00

定休日：毎週水曜日、第2木曜日

http://www.canon-net.com/

石田 功

カーオーディオジャーナリスト

音響の勉強をしていた学生時代は、友人のインディーズバンドのレコーディングの手伝いなどをしていたが、その後、雑誌媒体主体の編集プロダクションに勤務。音楽好きとクルマ好きが高じて、音楽雑誌、自動車雑誌、カーオーディオメーカーのカタログ、マニュアル等の編集や製作に携わる。 90年代初頭には、編集プロダクションを辞め、フリーランスライターに。以後、自動車雑誌、カーオーディオ専門誌にカーオーディオとカーナビを中心とした記事を書き続ける。 現在、おもな執筆誌は、自動車雑誌が、CAR and DRIVERなど。カーオーディオ専門誌はオートサウンド、カーオーディオマガジンなど。Web媒体はWebCGなど。 ミュージックペンクラブ会員