Japan[製品情報]

服薬支援ロボ

KR-1000A

服薬支援ロボ導入後アンケート調査報告

現在、服薬支援ロボを利用されている方々を対象とするアンケート調査を行いました。その詳細集計結果をご紹介いたします。
調査期間:2016年7月11日~25日
対象者:服薬支援ロボ利用者 計22名
※本アンケートは服薬支援ロボ利用者(22名)を担当する訪問薬剤師の回答を集計したものです。回答内容は、薬剤師がご利用者、ご家族へ確認した結果を含みます。

1. 服薬支援ロボ利用者の基本情報

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(N=22)

Q.利用者の年代は?
50代~90代に分布し、68.2%の利用者が80代でした。
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(N=22)

Q.利用者の性別は?
81.8%が女性、18.2%が男性でした。
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(N=22)

Q.利用者の要介護度は?
要介護度別では要支援1~要介護3に分布し、要介護2が45.5%、要介護1~要介護3が86.4%でした。
要介護4、要介護5の方は0%でした。
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(N=22)

Q.利用者の認知症の有無は?
認知症「あり」が72.7%、「なし」が27.3%でした。
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(N=22)

Q.認知症高齢者の生活自立度は?
認知症「あり」の方で認知症高齢者の生活自立度を聞いたところ、不明の方を除くと「Ⅱb」が最も多く、次いで「Ⅰ」、「Ⅲa」でした。Ⅲb以上の方は0%でした。
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(N=22)

Q.1日に服用するお薬の種類は?
50%の利用者が5~10種類、9.1%の方が11種類以上の薬を1日に服用され
ています。
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(N=22)

Q.1日の処方(回数)は?
1日2回(朝、夕)の方が50%、次いで1回が27.3%(朝のみ、就寝時のみ)、3回が18.2%、5回 4.5%でした。

2.服薬支援ロボ導入の目的と、導入前の利用者の状況

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(N=22)

Q.服薬支援ロボのご利用目的は? (※複数回答可)

服薬支援ロボの利用目的は、「飲み忘れ防止」が81.8%、次いで「飲みすぎ防止」が36.4%でした。20%以上の方が、項目ほぼすべてについて、目的として挙げていました。
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(N=22)

Q.服薬支援ロボ導入前の薬の管理方法は?  ※複数回答可

63.6%の方が「服薬カレンダー」、22.7%が「薬局からもらった薬袋のまま」管理していました。「服薬BOX」を使用している方はいませんでした。
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(N=22)

Q.服薬介助を必要とされている場合の主な介助者は?  (※複数回答可)

50%の方が「ご家族」の介助を受けており、36.4%の方が「訪問介護員」という回答でした。また、「介助なし」の方が22.7%でした。
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(N=22)

Q.服薬支援ロボ導入前は、どのような介助を受けていましたか? ※複数回答可

70.6%の方が「声掛け」の介助を受けており、次いで52.9%が「薬の仕分け」、29.4%が「残薬管理/受診日管理」と多数を占めています。

3.服薬支援ロボ導入後の利用者の状況

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(N=22)

Q.服薬支援ロボ導入の効果を感じる点は?  (※複数回答可)

72.7%の方が「飲み忘れ防止」の効果を、次いで45.5%の方が「飲みすぎ防止」、「飲む時間の間違い防止」の効果を実感していると回答がありました。その他すべての項目において20%以上の方が効果を感じています。
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(N=22)

Q.利用者は服薬支援ロボからの服薬案内に対して、どのような反応をされていますか? ※複数回答可

81.8%の方が、「自発的に薬を飲むきっかけになっている」と回答されました。
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(N=22)

Q.利用者は服薬に対する意識が向上しましたか?

95.5%の利用者に、服薬に対する意識の向上が見られました。
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(N=22)

Q.服薬支援ロボを使うことで、利用者の生活リズムに変化はありましたか?

63.6%の利用者に、生活リズムの好変化がみられました。
「変化があった」と回答された方の詳細は以下の通りです。
・外出時にも関わらず夕食後の飲み忘れが改善した。
・飲みすぎて入院したことがあり、その心配がなくなった。薬の服用を楽しみにしているので良いリズムになっている。
・服薬時間に合わせて食事や入浴などの生活リズムが整っている。
・飲み忘れがなくなったこともあるが、朝ちゃんと同じ時間に起きるようになり体調がよくなった。
・朝と夕の飲み間違いがなくなり、朝もきちんと起きるようになった
・決まった時服用してから床につくというリズムが定着
・“服薬支援ロボ内に服用忘れお薬がありました“と患者様にお見せしたら、次週から服用忘れが減った。
・早起きするようになった。

4.家族による服薬介助状況

※「服薬介助を必要とされている場合の主な介助者」で「同居のご家族」「別居のご家族」と回答された方のうち、有効回答10人を集計)
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(N=10)

Q.服薬支援ロボ導入前の、家族による介助内容は? ※複数回答可

家族のうち70%の方が「薬の仕分け」「声掛け」を、50%の方が「残薬管理/受診日管理」を行っていました。
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(N=10)

Q.服薬支援ロボ導入後の、家族による介助内容は? ※複数回答可

20%の方が「介助の必要がなくなった」と回答されています。
介助をされている方では、50%が「残薬管理/受診日管理」、30%が「声掛け」をされています。
「その他」としては下記の回答がありました。
 ・2週に1度服薬支援ロボへのセッティング(薬剤師が2週間分の薬を届け、1週間分のみセットする)
 ・カセットの置き場の整理
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(N=10)

Q.服薬支援ロボ導入前後の介助内容の比較

介助内容を項目別に比較すると、導入前に70%の方が行っていた「薬の仕分け」「声掛け」について、導入後に大幅に減少または全く行う必要がなくなっていました。
また、「薬の手渡し」「服用の介助」についても、導入後はどの家族も介助していませんでした。
逆に、「残薬管理/受診日管理」「水の準備片づけ」「空の薬包片づけ」については変化がありませんでした。
 
※「薬の仕分け」に関して、今回調査対象者については服薬支援ロボ導入により、薬剤師が「薬の仕分け」を行っている為、導入前後で数値が変化した結果となっています。ご家族が「薬の仕分け」を行う利用方法も有りますので、服薬支援ロボの導入ですべての「薬の仕分け」作業が無くなるわけではありません。
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(N=10)

Q.家族の服薬準備の手間が軽減されたと感じますか?
すべての家族が、服薬介助の手間が「軽減された」と回答しています。
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(N=10)

Q.家族の服薬介助の心理的/身体的負担が軽減されたと感じますか?
すべての家族が、服薬介助の心理的/身体的負担が「軽減された」と回答しています。

Q.どのような点で軽減されましたか? ※複数回答

60%の方が「薬を自ら飲んでくれること/薬を抵抗なく飲んでくれること」、次いで、40%の方が「声掛けが減ったこと」と回答しています。
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