米iBiquity社と技術提携

クラリオン株式会社(社長:泉 龍彦)は、米iBiquity社(社長 兼CEO:ロバート・ストゥルーブル 本社:ニュージャージー州ウォレン、メリーランド州コロムビア)と提携し、デジタルAM・FMラジオを市場投入します。

当社はこのたび、米国で唯一のデジタルAM・FM放送技術をもつiBiquity(アイビクイティ)社とライセンス契約を締結し、デジタル地上波用ラジオの開発を本格的に開始しました。デジタルラジオは来年開催される「CES(Consumer Electronics Show)」で出品する予定です。また、2004年には自動車メーカー向けへのOEM供給も予定しています。商品形態は外部チューナーやチューナー内蔵のカーステレオ等になる予定です。

iBiquity社のiBOC(アイボック)技術は、現行のアナログ放送波と同時に高音質のデジタル信号を送信することが出来、また、交通情報、天気予報や音楽に関する曲名、歌手名などの広範なワイヤレスデータ情報を音信号と同時に流すことが出来ます。クラリオンが開発するiBOCデジタルラジオでは、このような全く新しい種類の放送を受信することが出来、また、音質も格段に優れた音を聴くことが出来ます。

iBiquity Digital 社について

iBiquity Digital社は、唯一、デジタルFM/AM放送技術を開発し、そのライセンスを所有するアメリカの技術開発会社です。この技術を使うことにより音質は格段に向上し、また、同時にワイヤレスデータサービスを流すことが可能となり、ゆくゆくは現行のアナログ放送からこのデジタル放送に移行して行くものと見られてます。この会社に投資している会社は、ABC, Clear Channel, Viacom等、全米最大の14のラジオ放送会社、J.P. Morgan Partners, Pequot Capital, J&W Seligman等の投資会社、また、戦略パートナーとして参加しているフォード自動車、Harris (放送機器メーカー)、Lucent, Texas Instrument, Visteon等を含みます。iBiquity社は株式未公開会社で、メリーランド州コロムビア市、ミシガン州デトロイト市、ニュージャージー州ウォレン市に拠点を置きます。

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