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*当リリースは、1月30日にフォルシアがフランスで発表した英文リリースの抄訳です

フォルシアがSASの買収手続きを完了、システムインテグレーション能力を全ての内装モジュールに拡大

2020年02月12日

フォルシアは自動車部品サプライヤーのコンチネンタルから合弁会社SASの残りの株式50%を取得する計画を2019年10月14日に公表していましたが、しかるべき規制当局の承認が下りたことを受け、本日、買収手続きを完了したと発表しました。SASは複雑な内装モジュール組立ておよびロジスティクスのキープレイヤーであり、2019年の売上高は約7億4,000万ユーロ(IFRS15=国際会計基準)、従業員は約4,490人です。

このたびの買収はフォルシアの戦略「コックピット・オブ・ザ・フューチャー」を強化するものであり、フォルシアが提供するシステムインテグレーションは今後、全ての内装モジュール、および照明や温度管理などの機能を網羅することになります。さらに、欧州、南北アメリカ、中国における20の施設を結ぶフォルシアのジャスト・イン・タイム工場ネットワークもより盤石なものになります。SASの注文控え帳は力強い成長の可能性を示しており、中国をはじめとして地域や顧客層の多様化により、売上高の伸びは今後さらに加速していくものとみられます。

この買収は、フォルシアの営業利益、純利益、ROCE(使用資本利益率)の増加に直結します。SASは「SAS Interior Modules」と社名を変更し、エグゼクティブバイスプレジデントのハーゲン・ウィーズナー(Hagen Wiesner)をトップとして、フォルシアの内装モジュール組立て事業を進めていきます。財務成績は内装事業グループに連結され、購買とSG&A(販売費および一般管理費)のみならず、製造エンジニアリング、ロジスティクス、天然資源使用量の最適化においても相乗効果が生まれます。

フォルシアのCEOパトリック・コラー(Patrick Koller)のコメント

「SASのすべての従業員をフォルシアのコミュニティに迎えることを心から歓迎します。複雑な内装モジュール組立てとシステムインテグレーションにおけるSASの専門能力は、フォルシアのコックピット・オブ・ザ・フューチャー戦略を強化し、利益ある成長戦略を後押しするでしょう。」

フォルシアについて

フォルシアは1997年に誕生し、自動車産業におけるグローバルなメジャープレーヤーとなるまでに成長しました。現在では、世界37ヵ国で35ヵ所のR&D拠点を含む約300の事業所、12万2千人の従業員を有し、自動車用シーティング、インテリア、クラリオン エレクトロニクス、クリーンモビリティの4事業をもって世界をリードしています。フォルシアはコックピット・オブ・ザ・フューチャーとサステイナブル・モビリティという成長戦略をもとに技術の開発に注力しています。2018年のグループ全体の売り上げは175億ユーロ(約2.2兆円)でした。フォルシアはパリ証券取引所に上場しCAC Next 20 indexの構成銘柄として選定されています。詳しい情報は、www.faurecia.comをご覧ください。
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