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安全運転支援次世代シート「InfoSeat」が「IAUD国際デザイン賞2018」金賞を受賞

2019年03月05日

190305-01 共同開発中の「InfoSeat」イメージ
 クラリオン株式会社(執行役社長兼CEO:川端 敦 / 以下、クラリオン)と株式会社タチエス(代表取締役社長:中山 太郎 / 以下、タチエス)が、安全運転を支援する次世代シートとして共同開発中の「InfoSeat」(インフォシート)が、「IAUD国際デザイン賞2018」(主催:一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会)で金賞を受賞しました。表彰式がタイ・バンコクで3月4日(現地)に行われました。
 InfoSeatは、座席のヘッドレスト部分に内蔵するスピーカーとシート部分の振動デバイスが、ドライバーに対して音と振動で直感的かつ確実に安全なドライブ情報を伝達し、快適な音声対話や通話を可能とする、次世代シートです。
 審査員からは、高齢運転者の間で増加する居眠り運転を防ぐ安全対策として、InfoSeatのタイムリーな触覚・聴覚的刺激により、事故の大幅な減少に寄与できる点が評価されました。
 クラリオンは、安心安全、快適で豊かな生活の実現をめざし、各種評価検証を行うことでお客様の潜在的なニーズや特性を把握し、商品やサービスのユーザビリティとユニバーサルデザインの向上に取り組んでいます。

「InfoSeat」概要

 クラリオンは、危険運転や高齢の運転免許保有者が増加するなか、社会的課題として減らない交通事故の解消を目的に、優れたカーシート開発技術を持つタチエスとパートナーシップを組み、シートの振動とヘッドレストスピーカーを多様に組み合わせ、安心安全に運転できる運転支援システムInfoSeatの開発を進めています。
 ヘッドレストには小型スピーカーと専用マイクを内蔵することで、音声や警告音を耳元ではっきりと伝え、頭部近傍のマイクで的確に搭乗者の声を拾うことが出来ます。さらに独自の音響処理技術により、警告も方向感を持って表現することが可能です。また、シート全体に振動が伝播する独自の振動ユニットを取り入れ、音響処理による多彩な振動を組み合わせることで、走行中でもドライバーに直感的かつ効果的に情報を伝えることが可能なシートとなっています。
 信号待ちの際、信号の切り替わりに気づかないときに、シートの振動と音声で知らせるほか、カーナビゲーションの誘導音声を耳元で流し、シートの振動もあわせて通知することで、聞き逃しや走行間違いを防ぎます。また、走行中の居眠りをした際、シート座面の振動とスピーカーから音声警告をすることで、居眠り抑制が期待できます。

IAUD 国際デザイン賞とは

 「IAUD 国際デザイン賞」は、一般財団法人国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が、民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いにかかわらず、“一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行っている団体・個人を表彰するものです。
※InfoSeatはクラリオン株式会社と株式会社タチエスの商標です。
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