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2018年 年頭所感(社長)

2018年01月05日

執行役社長兼COO 川端 敦

 2018年を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
 
 私たちクラリオンは、いち早く事業ポートフォリオの変革に着手し、従来型のコモディティセグメントから、コネクテッド、安全/安心等のグローイングセグメント向けに軸足を移してきました。新たなフィールドはメガサプライヤーをはじめとするグローバルな競合がひしめく市場ですが、当社はその競争の中で確固たる地位を築くべく努力していきます。
 2020年に向けてクルマの形態が劇的に変わるといわれています。つながることはもはや常識となり、さらにその上でどういうアプリケーションを動かすか、どういう付加価値を提供するかが競争領域となります。このようなニーズは地域によっても異なります。事業をグローバルに展開するにあたり、米州、欧州、中国、アジア、日本を5拠点ととらえ、それぞれのニーズに応える技術を投入していきます。日本に関していえば2020年の東京オリンピックを契機に、新しいモビリティとしてバスの無人運転や隊列運転が現実味を帯びて議論されるようになってきており、各社がさらなる自動運転技術の高度化に向けて開発に取り組んでいます。また同時に日本は超高齢化社会を迎えていますが、過疎地における交通手段の問題も含め、公共交通機関の考え方、仕組みも大きく変わっていくと考えます。そうした中で当社の技術は、まさにこのような課題解決に寄与するものであり、将来の社会を支えていくものであると確信しています。
 東京モーターショー2017で大きな反響を得た「Clarion Car」では、2020年以降の自動運転時代に向けてクラリオンが考える未来のカーライフをお客様に体感いただきました。自宅リビングから最終目的地まで、ドライバーにシームレスに移動してもらうというコンセプトは、クラリオンのスマートコックピット構想がめざす姿のひとつであります。例えるならば「旅行しよう」と思ったとき、旅行を計画して出発し、クルマを運転し、自宅にもどり、思い出写真を楽しむところまで、クラリオンはこうしたドライバーの生活全体をデザインしていきたいと考えます。
 『車を中心に据えた生活全体をデザインし、ドライバーに快適で便利な生活を届ける』私たちクラリオンはその実現に向け2018年も邁進します。
 
以上
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