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様々な機能を集中操作できる観光バス向け新型システム 日野自動車、いすゞ自動車の大型観光バスに採用

2017年06月28日

操作性向上、省スペース化を実現する集中操作システム
フルデジタルサウンドシステムも初めて標準採用

 クラリオン株式会社(執行役社長兼COO:川端 敦 / 以下、クラリオン)は、観光バス向けに多彩な車載製品、安全運転支援システムなどの先進製品を提供しています。このたび、さまざまな機能を集中操作できる観光バス向け新型システムを開発、日野自動車株式会社の「日野セレガ」、いすゞ自動車株式会社の「GALA」に採用されました。
 今回採用された新型システムは、これまで別々の機器として装着していたAV、マイクアンプ、地デジ、ラジオ、ナビゲーションなどの機能を一つのユニットにまとめることで省スペース化、運転席モニターのタッチパネルで集中操作する事で操作性の向上を実現します。加えて、カメラを最大で3台まで接続できる入力機能により、車両後方・側方の安全確認サポートカメラなどの操作も運転席モニターで行えます。ガイド席モニターでは、オーディオ、マイクなどナビ機能以外の操作が行える他、USBメモリに記録されている観光情報、写真などのPDFやJPEGファイルを客席モニターを通し乗客に提供できます。
 クラリオン独自のフルデジタルサウンドシステム(以下、FDS)も初めて標準採用されます。乗客は、バス向けFDS専用エンクロージャーと音響チューニングを施したフルデジタル伝送によるクリアで高音質なサウンドを楽しめます。
 なお、新型システムを装着する大型バスはジェイ・バス株式会社が製造、7月3日に発売されます。
1706JBus-01
1706JBus-02 日野セレガ 運転席(ProShift7搭載車)

フルデジタルサウンドについて

 クラリオンが世界で初めて製品化したエコとプレミアムを両立するフルデジタルサウンドシステムは、デジタル信号処理技術「Dnote」(*)とクラリオンが長年培ってきた車載音響技術を融合することで生まれました。デジタル音源からスピーカーまでのフルデジタル伝送により、ハイレゾ音源も劣化させることなくダイレクトにスピーカーへの入力を可能とし、高音質で原音に忠実な音を実現します。さらに、デジタル信号を効率良く音に変換することで、高出力と低消費電力の両立を実現します。 
 フルデジタルサウンドシリーズとして、車載用フルデジタルサウンドシステム「Z3」「Z7」「Z25W」、住宅向け埋め込み型フルデジタルスピーカー「ZF160」、フルデジタルサウンドヘッドホン「ZH700FF」などを展開しています。
* Dnote : デジタル信号処理は、Trigence SemiconductorのDnote技術を採用しています。
「Dnote」はTrigence Semiconductorの商標及び登録商標です。
 
※ 当資料に記載する社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
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