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車両情報システムプロバイダー事業の体制強化 セーフティアンドインフォメーションシステム事業推進本部へ改称

2016年03月09日

 クラリオン株式会社(取締役社長兼COO:川本 英利 / 以下、クラリオン)は、2014年4月に創設したインテリジェント・セーフティ事業推進本部の機能を継承、改称を行うとともに、自動運転・自動駐車システム事業を取り巻く外部環境の変化に柔軟に対応すべく、更なる事業の拡大、強化を図るため、「セーフティアンドインフォメーションシステム事業推進本部」に改称(4月1日)します。
 今後、自動運転やコネクティッドカーの実用化や次世代ビークルの中核技術が先進運転支援システム(ADAS)から自動走行、自律走行システムへと進展していく中で、情報を活用した高度安全走行システムの先端的な技術開発と事業化を中長期的な重要な事業と定め注力します。
 クラリオンは、業界に先駆けドライバーの快適・安心・安全なドライブの提供を目的に、自動車向けのクラウド情報ネットワークサービス「Smart Access」(スマート アクセス、2012年6月サービス開始)※を構築、クルマと情報を「つなげる」付加価値を提供し、「車載情報機器メーカー」から「車両情報システムプロバイダー」への事業変革を図ってきました。昨今、自動車業界へのIT業界を含む異業種からの参入、また、自動運転・自動駐車等の運転支援に対するお客様ニーズの拡大など、ビジネス環境は急速に変化しています。こうした中、「セーフティアンドインフォメーションシステム事業推進本部」の体制強化により、強みである車載カメラ技術、車載情報機器に関する技術やH.M.I(ヒューマンマシンインターフェイス)技術に加え、日立製作所や日立オートモティブシステムズなど、日立グループが有する高度安全走行システム・通信システムなどとの技術融合により、高度安全走行システム事業での競争優位性を構築し、他社に先んじた事業展開をめざします。
 クラリオンはクルマ、ヒト、環境を含めた情報を統合的にマネジメントし、それらをお客様一人ひとりに安全に、かつ快適な価値を提供することを目的に、総合的な情報マネジメントと最適化されたユーザーインターフェースを同時に開発し、つなぐことで独自の魅力ある顧客価値の提供をめざします。
 ※ Smart Access(スマート アクセス)は、自動車ユーザーに快適・安心・便利なドライブを楽しんでいただくための、クラリオン独自のクラウド情報ネットワークサービスです。車とSmart Accessをスマートフォン等で「つなげる」ことで、クラウドを始めとした様々な技術により、エンターテインメント・ドライブ関連情報・インターネット情報など、多彩な利便性をドライバーに提供します。
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