クラリオン、タイにおける事業の強化・拡大

クラリオン株式会社（社長：泉 龍彦、以下：クラリオン）は、ワールド・ワイドでの成長戦略の一つとして、拡大するASEAN地区を含む市場の商権拡大・強化及び中国生産一極集中のリスクヘッジを目的にタイに新工場を建設すると同時に営業拠点の拡大を行います。また新工場では、インド・欧州向けなどの輸出拠点としても活用し関税のメリットも享受いたします。

当社45％出資の持分法適用関連会社であるクラリオン・マレーシア社（以下、CM社）の子会社のサイアム・シーエム・エレクトロニクス社（以下、SCE社）の増資に伴う発行新株式を引受け、連結子会社（当社80％、CM社20％出資）とします。なお増資額は、2年で600百万タイバーツを予定しており、内当社引受け額は、515百万タイバーツの予定です。また2011年4月の第一回目の増資により連結子会社となります。SCE社をクラリオングループの新たな拠点としCM社の販売力、開発力、部品調達力を活用しタイでの生産・販売事業の強化・拡大をはかります。なお本計画は、経済環境の悪化により2年前に一旦凍結しておりましたが自動車メーカー向けOEM新商圏の獲得、新需要の拡大に伴いこれを再開するものです。

SCE社は、新社名をClarion Asia (Thailand) Co.,Ltd.」（予定）とし増資資金によりタイ国ラヨン県イースタンシーボードⅡ（ゾーン3指定により各種奨励制度活用可）に新工場の建設を行い平成24年4月より操業開始いたします。タイ国内販売向け及びインド他の輸出向けカーオーディオ・カーナビゲーションなどを中心に平成24年には90万台/年、平成28年には200万台／年の生産・販売をめざします。

クラリオン株式会社　広報室　担当：岡澤、野波

〒330-0081　埼玉県さいたま市中央区新都心7-2

電話 048-601-3703（直通）