日立の「交通情報提供サービス」に対応する初めての市販カーナビゲーション クラリオン HDDナビゲーション「CRASVIA NX809」を発売

クラリオン株式会社(社長:泉 龍彦、以下クラリオン)は、株式会社日立製作所(以下、日立)が運営する「交通情報提供サービス」に対応する市販カーナビゲーション「CRASVIA(クラスヴィア)NX809」(希望小売価格:294,000円・税込み)を、6月初旬から発売します。

アフターマーケット事業の強化を目的として発足したクラリオン セールス アンド マーケティング(株)(発足4月1日)に続き、日立との連携による市販カーナビゲーション新製品を市場投入することで、事業力強化の具現化を進めます。

ワイド7型VGA 2DIN 地上デジタルTV/DVD/HDD AV-Naviシステム「CRASVIA NX809」が搭載する次世代のナビゲーション機能「オンライン交通情報探索」が活用する日立の「交通情報提供サービス」は、タクシーをセンサー(プローブカー)として活用し、2007年に国内で初めて実用化、サービス提供を開始したシステムです。走行中のプローブカー(現在、数千台のタクシー)から無線を通じて30秒周期で車両位置・時刻等のプローブ情報を収集、高速処理後リアルタイムで精度の高い交通情報が5分間隔で配信されます。現在既に提供されているプローブ情報(提供エリアは東京23区内、今後順次拡大予定)に加え、今回クラリオンのカーナビゲーションシステムからのプローブ情報を加えることで、提供エリアは全国規模に順次拡大されます。

「オンライン交通情報探索」は、従来からのVICS情報、ナビゲーションシステムに内蔵した統計交通情報に加え、日立交通情報センターから配信されるリアルタイムの交通情報を状況に応じて使い分けて、渋滞情報を加味したより高精度なルート探索を実現します。VICS情報が配信されていない道路ではタクシーやクラリオンのナビゲーションシステムから収集される「プローブ情報」を用い生成される交通情報を活用し、また交通情報センターが提供する5分~2時間先の状況を予測するリアルタイム予測情報(短期予測)や過去の渋滞情報の蓄積・分析に基づいた統計予測(長期予測)を活用して、より高精度で使い勝手の良いルート探索を実現します。交通情報センターにはBluetooth®機能付き携帯電話を介しアクセスし、いつでも欲しいときに交通情報を取得することができます。当機能は標準機能として無料でご利用いただけます。

また、新たな地図描画による視認性の向上、地上デジタル放送のチャンネルサーチ時間の大幅な短縮、クラリオン独自の地図コミュニティサイト「チズルとススム」との連携強化によるコンテンツ拡張、2系統のカメラ入力端子装備で車両後方の確認をサポートするリアカメラに加え、装着ニーズが高い小型サイドビューカメラの装着対応で安全・安心ドライブのサポート機能向上などを図りました。

名称 型名 希望小売価格
(税込み)
発売日
ワイド7型VGA 2DIN 地上デジタルTV/DVD/HDD
AV-Naviシステム
CRASVIA NX809 294,000円 6月初旬

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