クラリオン製品、カーAV機器として初めて宇宙へ

DVDセンターユニットが国際宇宙ステーションに採用

先進的な車載技術が、ISSクルー同士の親交を深める機能として採用される

クラリオンのDVDワイド7インチAVセンターユニット「VRX935VD」と6ディスクDVDチェンジャー「VCZ625」(ともに米国モデル)がNASA(アメリカ航空宇宙局)に採用され、国際宇宙ステーション『ISS』(International Space Station)に滞在する各国の宇宙飛行士や科学者などのアミューズメント・エンターテイメント機能として装備されます。カーAV機器がISSに採用されるのは今回が初めてです。

ISSはアメリカ、ロシア、日本、カナダ、欧州各国などが進める国際共同開発プロジェクトです。2000年11月からは、常時2から3人が交代で滞在しています。滞在クルーに、地上と同じような環境の提供を考えるNASAは、勤務外にクルー同士が親交を深めたり、リラックスを目的にDVDプレーヤーの搭載を計画していました。検討の結果、ISSのバッテリーがクルマと同じ12V 電圧であることから、世界の主な車載機器メーカーのDVD対応製品を対象に厳重なテストを行ない、DVD、CD、CD-R/RW、MP3と多様なメディア再生への対応、車載DVDとしての高い耐久性などが評価され「VRX935VD」と「VCZ625」の採用が決定しました。

Specially designed unit for ISS installation

ISS向けユニット

なお、クラリオンの先進の車載技術力を証明した「VRX935VD」と「VCZ625」は、ISS向けユニットに加工され、ロシア航空宇宙局『RSA』(Russian Space Agency)のスターシティ内で打ち上げを待っています。ISS内では、クルー居住区近くに取り付けられる計画です。

VRX935VD

VRX935VD

VCZ625

VCZ625

クラリオン開発担当者コメント

我々の開発商品が国際共同開発プロジェクトに携わる最高の技術関係者より品質・耐久面で高い評価を頂いたのは大変喜ばしく思っております。

当社は車載機器メーカーとして、いままで熱や埃、結露などといった車載の環境で耐え得る商品の開発を行っておりましたが、今回宇宙空間という更に過酷な環境下でも使用可能という判断を頂きました事を励みとし、今後も品質の高い商品を世に送り出せるよう努力してまいります。

“クルマなどの移動空間で音楽と情報のインターフェースとなること”を目指すブランドスローガン「Human Mobile Music Media Interface Clarion H.M.I.」のもと開発、世界各国で発売するグローバルブランド「Clarion」製品。今回は、宇宙でその性能を最大限に発揮し、各国の宇宙飛行士や科学者が親交を深めたり、リラックスするための一助となることを期待します。

“クルマなどの移動空間で音楽と情報のインターフェースとなること”を目指すブランドスローガン「Human Mobile Music Media Interface Clarion H.M.I.」のもと開発、世界各国で発売するグローバルブランド「Clarion」製品。今回は、宇宙でその性能を最大限に発揮し、各国の宇宙飛行士や科学者が親交を深めたり、リラックスするための一助となることを期待します。

ISS(International Space Station)外観

http://www.nasa.gov/

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