第17回上海国際汽車工業展覧会2017（上海モーターショー） クラリオングループの製品技術を「日立ブース」で紹介
2017年04月14日
スマートコックピット
クラリオン株式会社（執行役社長兼COO：川端 敦／以下、クラリオン）は、「第17回上海国際汽車工業展覧会2017 （通称：上海モーターショー、会期：4月21日から4月28日まで、会場：中華人民共和国上海の総合展示会施設「国家会展中心」）」で、クラリオングループの製品・技術を紹介します。
日立ブース(ブース番号：5BF-001)で紹介する製品、技術は、より安全で快適な自動運転を実現するHMI(Human Machine Interface)技術として音声や振動などによりドライバーに運転情報を提供するスマートコックピットの展示、日立オートモティブシステムズ株式会社（社長執行役員&CEO：関 秀明／以下、日立オートモティブシステムズ）と共同で開発を進める自動運転時代の実現に向けた360°センシング技術、中国向けに開発するカーナビゲーションシステムなどです。
日立ブースは、日立オートモティブシステムズの中国における地域統括会社 日立汽車系統（中国）有限公司（董事長：蒲生 慶一）が出展します。「Moving Forward! 人・クルマ・社会がつながる未来へ」をテーマに、自動運転や電動化など、次世代車両の実現に貢献する、日立グループの幅広いモビリティテクノロジー、製品・システムを紹介します。
クラリオングループの製品・技術概要
統合HMIシステムコーナー
キャビン型モックアップによるスマートコックピットで、自動運転社会に向けたクラリオンの多彩な技術をアピールします。クラリオンは表示、音声、振動などにより、ドライバーに確実に情報を提供する統合HMI技術で、より安全で快適な自動運転の実現に取り組んでいます。運転席シートに内蔵のセンサとカメラを用いたドライバモニタリングにより、運転手の注意散漫や呼吸の異常を検知し、必要に応じて緊急電話を自動的に発信するソリューションなど、複数のデモンストレーションを紹介します。
自動運転システムコーナー
メガピクセルデジタルカメラ、電子ミラーカメラ、SurroundEye ECU、TCUなど、自動運転の実現に向けたカメラシステムと通信を使用したセンシング技術を紹介します。
中国向けナビゲーションコーナー（参考展示）
中国向けカーナビゲーションシステムとして開発を進める３種類のナビゲーションを参考展示します。
(1) 中国向けスマートフォン連携サービス「WeLink」対応ナビゲーション
中国で人気のSNSアプリが車載機上で使えます。
(2) ドライブレコーダー機能内蔵ナビゲーション
中国で需要が高まるドライブレコーダー機能をカメラの追加のみで利用できます。さらに、スマートフォンへの記録映像の転送を可能にし、SNSなどへの投稿も対応します。
(3) ドライブモニタリング内蔵ナビゲーション
居眠りやわき見を検出、音声警告や画面上で警告表示します。画像処理をナビゲーションユニット内で行うことで、省スペースを実現します。
日立ブースの概要
自動運転システムコーナー
電動車両の進化を支えるモーターなどの電動化技術や、自動運転の実現に向けたカメラ、レーダーなどを用いた360°センシング技術、安全制御技術などの車両統合制御システムを、実車両と同寸大の展示台において、映像と実機で紹介します。
燃費向上エンジンシステムコーナー
高効率エンジンマネジメントシステムとして、燃費向上に貢献するエネルギーや熱のマネジメントシステムを紹介します。
統合HMIシステムコーナー
より安全で快適な自動運転を実現するHMI技術として、音声や振動などによりドライバーに運転情報を提供するクラリオンのスマートコックピットや、自由曲面光学技術により、フロントガラスに走行速度などを表示する日立マクセル株式会社のヘッドアップディスプレイを紹介します。
中国向けナビゲーションコーナー
中国向けカーナビゲーションシステムとして、クラリオンが開発を進める
(1) スマートフォン連携
(2) ドライブレコーダー内蔵
(3) ドライブモニタリング内蔵
の3種類のナビゲーションを紹介します。
モーションライドシアター
10人乗りの6軸ドライビングシミュレーターが、前方の大画面スクリーンの映像に同期して動作します。インディカーレーシングのエキサイティングなドライビングと、日立オートモティブシステムズが取り組む走行制御システムの技術を擬似的に体感できます。
ブース外観イメージ
※ 当資料に記載する社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
