フルデジタルサウンドヘッドホン「ZH700FF」、「iFデザインアワード2017」を受賞
2017年02月17日
フルデジタルサウンドヘッドホン ZH700FF
クラリオン株式会社（執行役社長兼COO：川本 英利 / 以下、クラリオン）が発売するフルデジタルサウンドヘッドホン「ZH700FF」が、「インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー（iF）」（ドイツ）が世界の工業製品などを対象に行う国際的なデザイン賞「iFデザインアワード2017」を受賞しました。今年の「iFデザインアワード」には、59の国と地域から5,575件の応募がありました。
フルデジタルサウンドシリーズとして、車載用フルデジタルサウンドシステム、住宅向け埋め込み型フルデジタルスピーカーと合わせてラインアップされる「ZH700FF」（2016年10月発売、オープン価格）は、デジタル音源をD/Aコンバーターやポータブルアンプを介しアナログ変換する従来のヘッドホンとは異なり、デジタル音源からドライバーユニットまでの完全デジタル伝送（Digital to Digital）技術により、限りなく原音に近い高音質なサウンドを楽しめるヘッドホンです。光やUSBのデジタル入力とアナログ入力を搭載し、PCやスマートフォン、デジタルオーディオプレーヤー、ポータブルプレーヤーなど多彩なオーディオ機器とのダイレクト接続が可能。
理想的なリスニング環境を確保するため、振動板を適切な方向に傾けることで音像の前方定位を実現、耳に心地よくフィットするイヤーパッドを持つハウジング部とヘッドバンドを滑らかな曲面でつなぐ事で、装着感とデザイン性を両立します。また、デジタル信号を伝送する配線を埋め込むアーム部分は、質感と強度を兼ね備えたアルミ素材を使用することで片側のみで保持する構造とし、シンプルでありながら機能美を表現するデザインを実現しています。
iFデザインアワード
「iFデザインアワード」は、ドイツを拠点とする「インダストリー・フォーラム・デザイン・ハノーファー（iF）」が1953年から主催する国際的に権威のあるデザイン賞で、毎年全世界の工業製品などを対象に優れたデザインを選出しています。
フルデジタルサウンドについて
クラリオンが世界で初めて製品化したエコとプレミアムを両立するフルデジタルサウンドシステムは、デジタル信号処理技術「Dnote」(*)とクラリオンが長年培ってきた車載音響技術を融合することで生まれました。デジタル音源からスピーカーまでのフルデジタル伝送により、ハイレゾ音源も劣化させることなくダイレクトにスピーカーへの入力を可能とし、高音質で原音に忠実な音を実現します。さらに、デジタル信号を効率良く音に変換することで、高出力と低消費電力の両立を実現します。
フルデジタルサウンドシリーズとして、フルデジタルサウンドヘッドホン「ZH700FF」のほか、車載用フルデジタルサウンドシステム「Z3」「Z7」「Z25W」、住宅向け埋め込み型フルデジタルスピーカー「ZF160」等を展開しています。
* Dnote：デジタル信号処理は、Trigence SemiconductorのDnote技術を採用しています。
「Dnote」はTrigence Semiconductorの商標及び登録商標です。
