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高齢者向けの「服薬支援ロボ」が、IAUDアウォード2015医療福祉部門で受賞

2015年12月07日

 クラリオン株式会社(取締役社長兼COO:川本 英利 / 以下、クラリオン)とセントケア・ホールディング株式会社(代表取締役社長:森猛 / 以下、セントケア)の共同開発による高齢者向け服薬支援装置「服薬支援ロボ」が、一般財団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会(IAUD)が実施する「IAUDアウォード2015」の医療福祉部門で受賞しました。
 受賞製品「服薬支援ロボ」は、クラリオンのカーエレクトロニクスで培ったCD・DVDメカニズム技術、HMI技術、ノイズ対策技術などを活用し、設定した時間になると音声案内と画面表示で服薬を告知することで、高齢者や介護を必要とする人の薬の過剰摂取や飲み忘れ、飲み間違い、誤薬防止を行う介護ロボットです。開発にあたっては、セントケアの介護現場での試験や介護職員へのヒアリングを通し、介護を必要とする人の安全性と介護者の利便性の両立を実現しました。
 「IAUDアウォード」(審査委員長: ロジャー・コールマン/英国王立芸術大学院名誉教授)は、IAUDの「ユニヴァーサルデザイン(UD)の更なる普及と実現を通して、社会の健全な発展に貢献し、人類全体の福祉向上に寄与すること」という基本理念に基づき実施されるもので民族、文化、慣習、国籍、性別、年齢、能力等の違いによって、生活に不便さを感じることなく、“一人でも多くの人が快適で暮らしやすい”UD社会の実現に向けて、特に顕著な活動の実践や提案を行なっている団体・個人を表彰するものです。
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 なお、IAUDアウォード2015の表彰式・プレゼンテーションは、「第6回国際ユニヴァーサルデザイン会議2016」
(名古屋学芸大学、愛知県日進市)のプレイヴェント内で、2016年3月17日に行われます。
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