次世代「SurroundEye」をフランクフルトモーターショーへ出展

2015年09月15日

クルマ周辺の監視・予防安全に貢献する新カメラシステムを初公開

　クラリオン株式会社（取締役社長兼COO：川本英利 / 以下、クラリオン）は、次世代「SurroundEye」（以下サラウンドアイ）を、「フランクフルトモーターショー（IAA）2015」（9月17日から27日まで、ドイツ･フランクフルト）に出展するClarionブースで世界初公開します。公開する次世代「サラウンドアイ」は、現行のドライバーの死角解消を目的とする視界支援システムから、画像処理の高度化により警報支援、制御連携支援を目的とする監視・予防安全に貢献するシステムへ機能向上を図った新映像システムです。

　クラリオンのサラウンドアイは、マルチカメラにより車両周辺情報を俯瞰表示する映像システムです。車体に取り付けた4つのカメラ映像を独自の画像処理技術で高精度な合成画像として表示することで、ドライバーが不安を感じる車の周辺視界を補助し、安全走行・駐車をサポートします。今回公開する次世代「サラウンドアイ」は、車載カメラ映像のメガピクセルデータをデジタル伝送し、デジタルECU処理することで映像劣化を軽減、運転時の視認性は現行システムに比べ約3割アップと飛躍的に向上します。この精度アップにより車両周辺をより細かく、車両遠方をより遠くまで表示することで、直感的に周囲の状況を把握することが可能になります。クラリオンは、これまで構築してきた画像認識技術の性能向上を図り視界支援のみならず、警報支援、自動駐車等の監視・予防安全に向けたシステムを提供します。