移動物検知機能付きSurroundEye®技術を日立建機にライセンス供与
2014年12月15日
クラリオン株式会社（本社：埼玉県さいたま市中央区 取締役社長兼COO 川本 英利 以下、クラリオン）は、クラリオンと日産自動車株式会社（本社：神奈川県横浜市西区 社長：カルロス ゴーン 以下、日産自動車）が共同で開発した移動物検知機能(Moving Object Detection：以下MOD) 付きアラウンドビューモニターの技術ライセンス（クラリオン商標：SurroundEye®）を、グループ会社である日立建機株式会社（本社：東京都文京区 社長 辻本雄一 以下、日立建機）に供与する事を、このたび決定しました。
SurroundEye®は、クルマの真上から見ているかのような映像によって、周囲の状況を知ることで、安全走行・駐車を容易に行うための運転支援技術です。また、MODは、SurroundEyeの4つのカメラ映像から画像認識することにより、クルマが止まっている時及び発進する時にカメラが周辺の移動物を検知すると、ドライバーに知らせる機能です。
日立建機は、今回のライセンス供与により、MOD付きアラウンドビューモニター技術を大規模な鉱山採掘現場等で使用される超大型ダンプトラック等の建設機械に搭載し販売することが可能となります。同技術により、オペレーターは、自車の周囲で動く作業車両等をリアルタイムで把握することが可能となり、運転中の視認性や安全性を飛躍的に向上させることができます。
クラリオンは、SurroundEye®の技術を、自動車業界のみならず、業務用車両向けの安全確認システムとして、ドライバーの安心・安全な運転の実現に向け先進的な車載カメラ・センシング技術をコアとするインテリジェント・セーフティ（安心・安全）技術の開発に取り組んでおり、今後も安全運転支援の実現に向け注力します。
※当資料に記載する社名、商品名は各社の商標または登録商標です。
